「読書嫌い」から始める人生好転術!たった5ページから変わる私の体験談

「読書なんて意味がない」と思っていた私が変わった理由
あなたは「読書は時間の無駄」「本を読むなんて意味がない」と思っていませんか?私も49歳までほとんど本を開くことさえありませんでした。「読書って本当に必要なの?」と疑問に思っていました。
この資料は、文化庁の「国語に関する世論調査」をもとに、1か月に本を1冊も読まない人の年代別割合を視覚化したものです。グラフから以下のことが読み取れます。
- 20代が最も高く53.3%と、半数以上が1か月に1冊も本を読んでいません
- 30代は45.5%
- 40代は47.4%
- 50代は42.9%
- 60代は35.4%と、年代が上がるほど読書をしない人の割合が減少しています
特に注目すべき点は、若い世代ほど読書をしない傾向が強いことです。また、全年代平均で見ると、約45%の人が1か月に1冊も本を読んでいない状況にあります。あなたが読書嫌いなら、決して少数派ではないのです。
しかし、50歳になってから読書習慣を身につけた私が断言します。読書は、人生を変える力を持っています。今回は、読書嫌いだった私が見つけた「読書のメリット」と「無理なく続ける方法」をお伝えします。
読書のメリット:読書は時間対効果が最強の自己投資
1. 一生会えない天才の思考を知ることができる
読書の最大のメリットは、普通では絶対に会えない人の考えを知ることができる点です。歴史上の偉人、世界的な成功者、専門家の知恵を、わずか100円から数千円で手に入れられるのです。
例えば、アインシュタインやスティーブ・ジョブズの思考プロセスを知ることができます。彼らが何を考え、どう行動したかを学べば、自分の人生にも応用できるヒントが見つかります。
2. 言語の壁を超えた知識獲得
翻訳のおかげで、外国の方が書いた英語やフランス語の本が日本語で読めます。これってすごくないですか。英語やフランス語が苦手でも、世界中の知識や考え方に触れることができます。
最古、最新のビジネス書や自己啓発書の多くは海外発のものです。翻訳本を読むことで、グローバルな視点や異文化の知恵を吸収できます。
3. 思考の幅が広がり、人生の選択肢が増える
読書を続けると、知識だけでなく思考の幅も広がります。これまで考えもしなかった視点や解決策に気づくようになるのです。
私自身、読書を始めてから「これまでの常識は単なる一つの選択肢に過ぎない」と気づきました。50年以上前から世界で読まれている本や最新のベストセラーの本を読むことにより、人間の本質的な考えや新しい考え方を知り、人生の選択肢が広がりました。
50歳から始めた私の読書習慣づくり方法
小さな目標から始める:5ページ戦略
読書嫌いな私が見つけた最初の一歩は「5ページ」という小さな目標設定でした。「一冊読破」という大きな目標は挫折のもと。まずは5ページだけ読むことを目標にしました。
具体的には、読み始めのページから5ページ目に付箋を貼りました。この視覚的な目標があることで、「あと少しで今日の目標達成」という気持ちになり、続けられたのです。
そして重要なのは、5ページを超えたら必ず自分を褒めることです。「よくやった!」と自分にご褒美の言葉をかけることで、読書が徐々に楽しくなっていきました。
スキマ時間の活用術
「読書する時間がない」と思っていた私ですが、実は日常にはたくさんのスキマ時間があることに気づきました。
- 通勤電車やバスの中(片道15分なら週に2時間半)
- 昼休みの10〜15分(週に50〜75分)
- 就寝前のリラックスタイム(1日5分で週に35分)
- 洗濯機が回っている間(1日30分で約7時間)
- 病院や子供の塾の待ち時間(月に1〜2時間)
これらのスキマ時間を合わせると、週に4〜5時間の読書時間が生まれます。1ヶ月で一冊の本が読めるペースです。
自分を責めない:読書は楽しむもの
最初は「今日も読めなかった」と自己嫌悪に陥ることもありました。しかし、読書ができなかった日があっても自分を責めないことが長続きの秘訣です。
読書は義務ではなく、自分の人生を豊かにするための選択肢。「今日はできなかったけど、明日また5ページ読もう」と気楽に考えることで、続けられるようになりました。
まとめ:たった5ページから始まる新しい人生
読書嫌いだった私が50歳から読書を始め、人生が大きく変わりました。知識が増え、視野が広がり、何より自分の可能性を信じられるようになったのです。
あなたも今日から「5ページ」読書を始めてみませんか?苦手意識は小さな成功体験で少しずつ消えていきます。本を一冊読破するのではなく、まずは5ページを読むことから始めましょう。
この記事を読んだ今、あなたのそばにある本や絵本を手に取ってみてください。たった5ページが、あなたの人生を変えるきっかけになるかもしれません。