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「読書はコスパ最強の自己投資」読書嫌いでも始めたい本との付き合い方

motosun

はじめに:読書嫌いの私が気づいた大きな誤解

「読書なんて時間の無駄」「本を読むより動画の方がわかりやすい」「忙しくて読書する時間なんてない」
実は私も「読書なんて時間の無駄」と思っていました。幼い頃、両親による強制的な読書経験から本が大嫌いになりました。しかし50歳になって読書を始めたことにより、私の人生観を根本から変えることになりました。

最近の調査によると、20代の約45%、30代の約38%、40代以上の約30%が「ほとんど本を読まない」と回答しています。もしあなたもその一人なら、実は人生最大のコスパを持つ自己投資の機会を逃しているかもしれません。

読書が最強の自己投資である5つの理由

1. 時間対効果が圧倒的に高い

一冊の本の値段は中古本、新品を含め100円〜2,000円程度。しかし得られる価値は何十万円、時には何百万円にも相当します。著者が人生をかけて得た知識や経験を、わずか数時間で吸収できるのは読書だけです。
例えばビジネス書1冊から得たアイデアで新しいプロジェクトが成功したり、自己啓発本から学んだ習慣が毎日の生産性を向上させたりする可能性があります。このリターンは、他のどんな投資よりも高いと言えます。

2. 人生の選択肢が劇的に増える

読書は、あなたが考えもしなかった選択肢を示してくれます。新しい考え方、投資方法、人間関係の構築法など、知らなければ選べない選択肢が無数に存在します。

3. 普通では会えない人の知恵を得られる

世界的な成功者や偉人たちとの直接的な交流は、ほとんどの人にとって不可能です。しかし、読書を通じて彼らの思考プロセスに触れることができます。
これは成功者のメンタリティーやマインドセットを「ダウンロード」するようなものです。例えばウォーレン・バフェットの投資哲学や、スティーブ・ジョブズの創造性、松下幸之助、本田宗一郎の考え方を直接学ぶことができるのです。

4. 脳の筋トレになる

最近の研究によると、スマホやSNSの普及により多くの人の集中力は低下しています。短い動画や投稿を次々と見る習慣は、脳の「深く考える力」を弱めてしまいます。
読書は、まさに脳の筋トレです。一つのテーマについて長時間集中することで思考力や想像力、記憶力が鍛えられます。最新の神経科学研究では定期的な読書が認知機能の低下を防ぎ、アルツハイマー病のリスクを下げることも示されています。

5. ストレス軽減と心の安定をもたらす

意外に思われるかもしれませんが、読書には強力なストレス軽減効果があります。英国サセックス大学の研究によると、わずか6分間の読書でもストレスレベルが68%も低下することが分かっています。これは、瞑想やウォーキングよりも効果的だとされています。読書中は別の世界に没頭することで、日常の心配事から一時的に解放されるためです。

読書後に起こった私の具体的な変化

思考の変化

以前の私は「これはできない」「それは無理だ」と考える癖がありました。しかし様々な成功哲学の本を読むうちに「どうすればできるか」を考える習慣が身につきました。
この思考の転換は、仕事での問題解決能力を高めただけでなく、家庭での子育てにも良い影響を与えました。子どもの「できない」をネガティブに思うのではなく「今はまだできないだけ。必ずできるようになる」とポジティブに考えられるようになりました。

行動の変化

読書を通じて学んだ習慣化の方法や時間管理の技術は、日常生活を大きく変えました。朝、早起きをして「自分時間」を1時間、確保してます。その日の「やりたいことリスト」を書くことにより生産性を上げると同時に、家族との時間も増やすことができました。また、筋トレの本から学んだ知識を活用し、50歳にして筋トレをはじめました。

人間関係の変化

自己啓発書から学んだ「聴く技術」は家族や同僚との関係性を深め、特に「批判せずに理解する」という姿勢は、仕事がスムーズに進むようになりました。また「感謝の表現」を意識的に増やしたことで、周囲からの協力や支援が増えました。読書は人間関係の質を高めると同時に、自分自身の質も高めることができると思っています。

読書嫌いでも始められる3つの簡単なステップ

1. 「目次」を見る

本を選ぶ時に重要なのは、自分の興味がある分野から始めることです。そして、どんな本でも最初の目次が面白くなければ、遠慮なく次の本に移りましょう。全ての本を最後まで読む必要はありません。
「目次」を見ることで、読書の負担感が大きく減り、楽しみながら続けることができます。

2. オーディオブックを活用する

「読む時間がない」という方には、オーディオブックがおすすめです。通勤時間や家事の合間、ウォーキング中など、これまで無駄にしていた時間を有効活用できます。
1日30分のオーディオブック習慣を続けるだけで、年間20冊以上の本を「読む」ことができます。始めるハードルが最も低い読書法と言えるでしょう。

3. 「アウトプット読書法」を試す

読んだ内容を忘れてしまうことが心配なら、「アウトプット読書法」がオススメです。本の内容を誰かに話したりSNSでシェアしたり、メモやブログにまとめたりするだけで記憶の定着率が大幅に向上します。
この方法は、読書の効果を最大化するだけでなく、アウトプットを通じて自分の考えを整理する機会にもなります。

まとめ:今日から始める一生の財産づくり

読書は単なる趣味ではなく、あなたの人生を豊かにする最強の自己投資です。知識、視野、思考力、人間関係…これらすべてが、読書によって向上します。
私は50歳から読書を始めて人生が変わりましたが、あなたにはもっと早く始めてほしいと心から願っています。今この記事を読んでいるあなたが、一冊の本を手に取る第一歩を踏み出せることを願っています。

あなたの人生を変える1冊は、必ずあります。皆さんの人生を変える1冊をこのブログで紹介していきます。

ABOUT ME
Motosun<br>(もとさん)
Motosun
(もとさん)
ブロガー/読書家/読書環境コーディネーター
地方の田舎に住む51歳。妻と小学生と中学生の子ども2人。50歳から本の面白さにハマり日々読書をする毎日。現在、読書で学んだことを実践中。
読書離れが進む今だからこそ、ただ本を紹介するだけではなく、その人の年齢、興味、生活スタイルに寄り添ったオススメの本と読書環境を届けたい。子どもから大人まで、一人ひとりが「読書の入り口」を見つけ、暮らしの中に読書が自然と根づくようブログを執筆中。
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