読書が苦手でも大丈夫！「FACTFULNESS」でメディアに惑わされない思考力を身につける方法

毎日のニュースに疲れていませんか？

「また今日も不安になるニュースばかり…」「SNSを見るたびに、なんだか心がモヤモヤする」「本当の情報って、どれなんだろう？」

そんなふうに感じたことはありませんか？

実は、多くの人が同じような悩みを抱えています。現代は情報があふれる時代で、毎日のようにテレビやSNSから流れてくる情報に、私たちの心は振り回されがちです。
テレビやSNSの情報に心を乱されない方法があるとしたら？今回は1冊の本を通じて、メディアの情報に惑わされず、自分の頭で冷静に考える力を身につける方法をお伝えします。
その本とは、世界中でベストセラーになった「FACTFULNESS（ファクトフルネス）」です。

なぜ「FACTFULNESS」なのか？

読書嫌いでも読めるシンプルな構成

「FACTFULNESS」は、難しい専門書ではありません。読書が苦手な人でも最後まで読み切れるよう工夫されています。著者のハンス・ロスリング氏は、データを使って複雑な世界の現実を、まるで物語のように分かりやすく説明してくれます。

なぜこれほど読みやすいのでしょうか？理由は3つあります。

まず、クイズ形式で読者を引き込む構成になっています。最初のページを開くと、いきなりクイズが始まります。「世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は何％でしょう？」といった質問です。クイズなら答えたくなりませんか？しかも、その答えが予想と全く違っていて、「え？そうなの？」と驚いてしまいます。

次に、具体的な事例とデータが豊富に使われています。抽象的な話ではなく、実際の数字とグラフで現実を示してくれるため、頭にスッと入ってきます。

最後に、章ごとに明確な結論があります。「今日はここまで」と自然に区切れる構成になっているため、読書に慣れていない人でも読み進めることができます。

実践的で今すぐ使える知識

「FACTFULNESS」は単なる知識の本ではありません。日常生活ですぐに使える実践的なスキルを教えてくれます。

例えば、「分断本能」について学ぶと、「金持ちと貧乏人」「先進国と途上国」といった単純な二分法に疑問を持つようになります。実際には、世界の大部分の人々は中間層に属しており、極端な貧困と極端な豊かさの間に位置しています。

この視点を持つと、「格差が広がっている」というニュースを見たときも「どの層の格差なのか？」「数字の根拠は何か？」と冷静に分析できるようになります。

読書後に起こった私の劇的な変化

不安に振り回されない、平穏な毎日を手に入れた

「FACTFULNESS」を読む前は、毎日のニュースやSNSの情報に一喜一憂していました。悪いニュースを見ると不安になり、良いニュースを見ると安心する。感情の浮き沈みが激しかったんです。

でも今は、心の状態がとても安定しています。なぜなら「ニュースで報道されることと、実際の現実は違う」ことを理解したからです。

例えば「最近、子どもの事件が多い」というニュースを見ても、実際の統計データを調べると、子どもの犯罪被害は長期的に減少していることが分かります。この事実を知ることで、過度に心配することがなくなりました。

SNSとの付き合い方が激変

以前はSNSで流れてきた情報を、そのまま信じてしまうことが多くありました。「有名な人が言ってるから正しいだろう」「多くの人が”いいね”してるから信頼できる」と思って、情報の真偽を確認せずに受け入れていました。

でも「FACTFULNESS」を読んでからは、SNS情報に触れても必ず立ち止まるようになりました。「この情報は本当に正しいのか？」「感情的な表現に惑わされていないか？」と。

結果的に、不正確な情報に踊らされることがなくなりました。複数の信頼できる情報源から確認を取る習慣がつき、より質の高い情報を得られるようになったと思います。

世界への見方がポジティブに変化

「FACTFULNESS」を読む前は、世界の将来に希望を持てませんでした。ニュースを見るたびに、「どんどん悪くなってる」と感じていたからです。

でも実際のデータを見ると、驚くべき事実がたくさんありました。世界の貧困率は劇的に改善されています。子どもの死亡率も大幅に下がっています。識字率は上がり続けています。

しかし「良いニュース」は、普通のメディアではあまり報道されません。悪いニュースの方が注目を集めやすいからです。でも、データで現実を知ることで、未来への希望を持てるようになりました。

購買行動の大幅な改善

以前は、SNSやYouTubeで「この銘柄が急騰中」「仮想通貨で億り人になった」という投稿を見ると、私も乗り遅れたくないと思っていました。

でも「FACTFULNESS」を読んでから、購買行動が大きく変わりました。今は「成功例だけでなく、損失を出した人の事例も調べてみよう」「短期的な値動きと長期的な企業価値は違うよね」と考えるようになりました。

結果的に、感情的な投資が大幅に減りました。「今が買い時」といったSNSのコメントに惑わされず、データに基づいた冷静な投資判断ができるようになりました。

今すぐ行動を起こすべき理由

情報リテラシーが生存スキルとなった時代

現代社会では、情報を正しく判断できるかどうかが、人生の質を左右します。

新型コロナウイルスの流行で、多くの人が痛感したのではないでしょうか。正しい情報と間違った情報が混在する中で、マスクをするかしないか、ワクチンを接種するかしないか。これらの判断は、すべて各個人の情報解釈に委ねられていました。

「FACTFULNESS」で学ぶ思考法は、まさにこのような状況で威力を発揮します。感情的な情報に惑わされず、データに基づいて冷静に判断する力。これは、現代社会を生き抜く上で必須のスキルです。

読書が苦手でも読める工夫

「本を読むのが苦手」という人にこそ、試してもらいたい一冊です。

私自身、読書が大嫌いでした。活字を見るだけで眠くなる、集中力が続かない、内容が頭に入らない。そんな私でも、「FACTFULNESS」だけは最後まで読むことができました。

理由は簡単です。クイズ形式で始まり、具体的なデータで説明され、章ごとに明確な結論があるからです。通勤時間や昼休みを活用して、少しずつ読み進めてください。

たった1,800円で一生使えるスキルが手に入る

「FACTFULNESS」の価格は1,800円＋税です。

この本で学んだ思考法は、仕事でも私生活でもあらゆる場面で役立ちます。情報を正しく判断する力、冷静に分析する力、多角的な視点で物事を見る力。これらは一度身につけば一生の財産です。

昇進、転職、投資の選択、子育て、人間関係にも活かせます。これほどコストパフォーマンスの高い自己投資は他にありません。

まとめ：情報に振り回されない人生を、今日から始めよう

1年前の私は毎日のニュースやSNSの情報に振り回されて、心が疲れ切っていました。「世界はどんどん悪くなってる」「将来が不安」「何を信じればいいか分からない」。そんな状態でした。

でも今は違います。同じニュースを見ても、冷静に「これって本当なの？」と考えられるようになりました。SNSでの情報拡散も慎重になりました。世界の将来に希望を持てるようになりました。

自分の考え方に変化をもたらしたのが、「FACTFULNESS」という1冊の本です。
読書が嫌いな私でも、最後まで読むことができました。そして読み終わった時には、世界の見方が完全に変わりました。
あなたも情報に振り回される毎日から解放されませんか？今日から、情報に惑わされない新しい人生を始めましょう。

あなたの人生を変える１冊が、今、あなたを待っています。行動した人だけが、情報に振り回されない自由な人生を手に入れることができます。

Motosun

ブロガー/読書家/読書環境コーディネーター

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51歳 会社員。妻と中学生、小学生 4人の田舎暮らし。
50歳から本の面白さにハマり日々読書をする毎日。現在、読書で学んだことを実践中。
読書嫌いだったからこそ、ただ本を紹介するだけではなく、その人の年齢 興味 生活スタイルに寄り添ったオススメの本と読書環境を届けます。子どもから大人まで、一人ひとりが「読書の入り口」を見つけ、暮らしの中に読書が自然と根づくようブログを執筆中。