本嫌いでも失敗しない！最短で自分にピッタリの一冊を見つける方法

「本を読むべき」と思いつつ、どこから手をつければいいか分からない人へ

あなたは「本を読んだ方がいい」と頭では理解していても、実際どんな本を選べばいいのか途方に暮れていませんか？本屋に行っても膨大な選択肢に圧倒され、結局何も買わずに帰ってくることも多いでしょう。特に読書が苦手だったり、時間がなかったりする人にとって、自分に合った本を見つけることは大きな壁となっています。

実は本選びに悩む必要はありません。インターネットやYouTubeには質の高い本の紹介があふれており、中古書店では名著が手頃な価格で手に入ります。この記事では、読書が苦手な人でも失敗しない本の探し方と、コスパ最高の購入方法をご紹介します。

本探しを劇的に効率化する3つの秘訣

情報収集はオンラインで完結させる

本を選ぶときの情報源として最も効率的なのがインターネットとYouTubeです。まずは好きな映画や趣味、気になるニュースなど、自分の興味のある分野を選び「おすすめの本」「初心者向け」「名著」などのキーワードで検索するだけで、質の高い本のリストが簡単に見つかります。特に読書系YouTuberは、本の内容を分かりやすく解説してくれるので、読む前に内容が把握できて時間の節約になります。

また、Amazonや楽天ブックスのレビューも参考になります。星評価だけでなく、「初心者には難しい」「図解が分かりやすい」といった具体的なコメントが、自分に合った本かどうかの判断材料になります。

古本屋は名著の宝庫

新品の本は1冊1,500〜3,000円程度しますが、ブックオフなどの中古書店では500円以下で名著が手に入ることも珍しくありません。特に定番の名著は、多くの人が読み終わった後に売りに出すため、中古市場への流通量が多いのです。

例えば、『7つの習慣』『嫌われる勇気』『影響力の武器』といった本は、新品では1,500円～3,000円程度ですが、中古なら500円～1,000円程度で購入できることもあります。

ブックオフだけでなく、メルカリやラクマなどのフリマアプリでも掘り出し物が見つかります。「300円 送料無料」といった破格の値段で良書が手に入ることも少なくありません。

薄い本やオーディオブックから始める

読書に慣れていない方は、最初から分厚い本に挑戦すると挫折しやすくなります。100ページ程度の薄い本やイラストが多い本から読み始めることをオススメします。短時間で読み終えられる達成感が、次の一冊へのモチベーションになります。
またAudibleなどのオーディオブックで通勤中や家事をしながら、耳で読書を楽しむ「ながら読書」もオススメです。

中古本活用で変わる読書体験

新品にこだわらないことで広がる読書の世界

「本は新品でなければならない」という固定観念から解放されると、読書の可能性が一気に広がります。新品だと3,000円する専門書も、中古なら500円程度で手に入ることがあります。その価格差は6分の1です。これなら気軽に様々なジャンルに挑戦できますね。

私自身、以前は書店で新刊を眺めるだけで「高くて手が出ない」と諦めていました。しかし中古本の世界を知ってからは、月に5〜6冊購入しても予算内で収まるようになりました。金銭的な心理的障壁が下がったことで、読書量が自然と増えました。

意外と見つかる「きれいな中古本」

「中古本は汚い」というイメージを持つ人も多いですが、実際にはほとんど使用感のない美品も数多く存在します。特に「自己啓発書」や「ビジネス書」は、購入後に読まれないまま売られるケースも多く、新品同様の状態で驚くほど安く手に入ります。

【中古本購入後の行動変化】読書習慣がもたらす好循環

「失敗してもいい」心理的安全性

中古本の最大のメリットは「失敗しても大きな損失にならない」という心理的安全性です。500円で購入した本が期待外れで読まなくなっても、コーヒー１杯分の出費と考えれば気になりません。この安心感が新しいジャンルへの挑戦を促し、読書の幅を広げてくれます。

本との新しい付き合い方

中古本を活用するようになると本に対する考え方も変わります。「保管する対象」から「知識を得るための消耗品」へと意識が変わり、読み終わった本を次の人へ循環させる習慣も身につきます。必要な知識を吸収したら、また次の誰かのために手放す。このサイクルが新たな本との出会いをもたらします。

知識のストックが人生を変える

継続的な読書習慣は、知らず知らずのうちに知識のストックを増やします。読書嫌いだった私は、中古本で経済の入門書を読み始めたことがきっかけで投資を始め、2年後に貯蓄額が３0万円増えました。最初の一歩を踏み出すことで、人生に思わぬ変化が訪れることもあるのです。

【まとめ】今日から始める、あなたに合った読書生活

読書は、人生を豊かにするツールです。特に読書が苦手な方は、自分のペースで気軽に始められる中古本から挑戦してみてください。インターネットで情報収集し、中古書店で手頃な価格の本を見つける—この単純な方法で、あなたの読書体験は大きく変わるはずです。

最初は月に1冊でも構いません。大切なのは継続すること。あなたにぴったりの一冊が、きっとあなたの人生に新たな視点をもたらしてくれるでしょう。

Motosun

ブロガー/読書家/読書環境コーディネーター

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51歳 会社員。妻と中学生、小学生 4人の田舎暮らし。
50歳から本の面白さにハマり日々読書をする毎日。現在、読書で学んだことを実践中。
読書嫌いだったからこそ、ただ本を紹介するだけではなく、その人の年齢 興味 生活スタイルに寄り添ったオススメの本と読書環境を届けます。子どもから大人まで、一人ひとりが「読書の入り口」を見つけ、暮らしの中に読書が自然と根づくようブログを執筆中。